1.気分はマスターブレンダー
新商品はウイスキーマニアのための商品です!
一言で言えば、市販のウイスキーを追熟させて、香りや風味を加えて自分だけのオリジナルウイスキーを楽しんで頂く商品です。
市場には追熟を楽しむ商品としてミニ樽がありますが、それとはまったく違う新発想の商品です。
ミニ樽は新樽です。それはそれで面白いと思うのですが、スコッチウイスキーは新樽を使わないので、少しだけニュアンスが違う感じがします。
新商品は、様々なカスク(樽)でカスクフィニッシュをお楽しみ頂けます。
例えば、シェリーカスクフィニッシュした、自分だけのウイスキーに仕上げることが出来るんです。
まさにマスターブレンダー気分を味わうことができます!
※カスクフィニッシュ及び樽熟成については以下の説明を参考にしてください。
2. カスクフィニッシュとは?
カスクフィニッシュ(ウッドフィニッシュ)は、ウイスキーやワインなどのアルコール飲料の製造過程で、風味を強化するために使用される技法です。
スコッチでは通常、バーボン樽で熟成されますが、カスクフィニッシュでは、最初の熟成が完了した後、別の種類の樽に移し替えて追加熟成を行います。
この過程で、樽に残っている風味が飲料に移り、独特の味わいが生まれます。
カスクフィニッシュのメリット
カスクフィニッシュは、単一の樽熟成だけでは得られない複雑な風味を引き出すことができます。
たとえば、シェリー樽でフィニッシュされたウイスキーは、豊かな果実味と甘味が加わります。
ポート樽フィニッシュでは、より濃厚で深みのある味わいが楽しめます。
カスクフィニッシュの広がり
カスクフィニッシュは、スコッチウイスキーで特に普及していますが、近年では世界中の蒸留所でも採用されています。
その結果、さまざまな種類のカスクフィニッシュ製品が市場に登場していますので、よりウイスキーを楽しめる環境になっています。
3. カスクの種類と特徴
代表的なウイスキーのカスクの種類
◉バーボン樽
◉シェリー樽
◉ミズナラ樽
◉ワイン樽
|
バーボン樽
ウイスキーの熟成樽として最も一般的なのはバーボン樽です。
バーボンの製造には新樽を使うことが義務付けられているので、使用後のバーボン樽が入手しやすいのも理由の一つ。
また、バーボン樽の大きな特徴としてチャーリング(内側を焦がす)があります。
チャーリングによって、バニラやカラメルのような甘味がが加わります。
また、タンニンを抑える効果もあります。
ちなみに、シェリー樽やワイン樽でも内側に火入れを行いますが、焦がすまで行うことはありません。
シェリー樽
シェリー樽は、スペインの酒精強化ワインであるシェリー酒の熟成用に使われた樽のことです。
シェリー樽で熟成した、ウイスキーは甘くフルーティーな風味が特徴です。
また、同じシェリー樽でも、辛口のシェリー酒であるオロロソ樽はドライな味わいとスパイシーな香りが加わり、甘口のシェリー酒であるペドロヒメネス樽は甘味とレーズンの香りが加わるなどの特徴もあります。
ミズナラ樽
加工が難しく、香りが強い日本産のミズナラを使った熟成樽です。
ミズナラ樽はジャパニーズオークと呼ばれ、世界中で人気を博しています。
バニラやココナッツなどの甘い香り、シナモンやクローブなどのスパイシーな香り、そして伽羅や沈香などの線香を思わせる独特な香りが特徴です。
ワイン樽
ウイスキーの熟成でよく使われるのは、ポートワイン樽、マデイラワイン樽、マルサラワイン樽、ソーテルヌワイン樽、赤ワイン樽です。
その特徴はワイン由来のブドウの甘味・果実香・酸味などを感じることができます。
これだけの情報だと、新商品のイメージつかみにくいと思いますが、徐々に情報を公開して行きますので、ウイスキー好きの方は楽しみにお待ちください。
この新商品は、数量限定で先行割引販売を実施予定です。