kamaccoを使った玄米の炊き方

kamaccoを使った玄米の炊き方

玄米は栄養価が高く、食物繊維やビタミンB群、ミネラルが豊富に含まれています。

しかし、白米に比べて硬く、水分を吸収しにくいため、上手に炊くには工夫が必要です。土鍋を使うことで、玄米をより美味しく、ふっくらと炊き上げることができます。

Kamaccoでの炊飯手順

1.洗米

玄米を洗い、ゴミなどがあれば取り除きます。

2.浸漬

洗った玄米を8時間以上、水に浸します。

3.炊飯

3-1.kamaccoに玄米と玄米に対して1.2倍の水(1合なら360ml、2合なら430ml)とひとつまみの塩を入れます。

3-2.内蓋、外蓋をした後、弱火にかけ、火加減なしで40分前後炊きます。炊飯時間はあくまでも目安です。時間前であっても蒸気穴から立ち上がる湯気が少なくなってきたら火を止めてください。

写真の様に五徳の上に網を置くと熱が均等に伝わるのでおすすめです。

写真の火力は窯元推奨よりやや強めで炊いてきます。

 

4.蒸らし

火を止めて、10分から20分ほど蒸らして完成です。

美味しいご飯の証と言われる、カニ穴ができました。

 

玄米を美味しく炊くための考察

 

浸漬について

玄米の外側には硬い「糠層」があり、水を吸収しにくい特徴があります。このため、長時間の浸漬が必要です。

一般的には玄米のデンプン粒子は白米に比べて構造が密で、水を吸収しにくいため、最低6〜8時間、できれば12時間以上の浸漬が推奨されます。

kamaccoでは8時間としていますが、時間に余裕があれば8時間以上が望ましいと思います。

また、浸漬することで酵素が活性化し、フィチン酸が分解されるため、ミネラルの吸収が向上しますので、消化吸収を助ける意味でも長時間の浸漬にはメリットがあります。

 

火加減について

土鍋は金属製の鍋に比べて熱伝導がゆるやかで、遠赤外線効果によって玄米の芯までじっくりと加熱されます。

遠赤外線は水分子を振動させ、内部まで均一に加熱することで、より柔らかく炊き上げることが可能と言われています。

この特性を活かすためにも、白米の時より弱火で炊く方が良いのかも知れません。

個人的には白米の場合、10分程度で蒸気が立ち昇る火加減にしていますが、時間があるなら玄米同様もっと弱火でじっくり焚くのもアリなのかも。

 

塩について

ナトリウムと米のカリウムが結びついて中和し、独特の苦味が減り、沸点も上がるのでふっくら美味しく炊き上がります。

個人的には入れなくても十分、美味しいので、どっちでも良いかくらいに考えています。

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1件のコメント

ありがとうございます。やってみます。

YASUHIRO CHIKA

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