能登半島 珠洲市の珪藻土

珪藻土の産地は世界中にあり日本でも80ヶ所くらい存在します。
その為、七輪は世界中どこでも作れる状況にあるのですが、実は産地によって、その特徴が違うのです。
つまり七輪の性能を測る上で重要なのが、どこで作られているかなのです。
そして、七輪やかまどに最適と言われている能登半島の先端に位置する珠洲市の珪藻土。 
面白いことに秋田などの産地に比べると珪藻土の純度が低かったりします。
純度が低い=品質が悪いとつい感じてしまうのですが、純度が少し低いことで、混ぜ物せずに成形しやすくなります。
ただ逆に、純度が低すぎると、本来の断熱性、耐火性やらが失われてしまいます。
珠洲市の珪藻土は、混ぜ物をせず成形でき、高い断熱性を持つ七輪に最適なバランスの珪藻土なのです。