まもなく夏本番!暑い一日を乗り切った締めは、よく冷えたハイボールでしょ!と言うことで、今回はワンランク上に感じる、ハイボールグラスの選び方について紹介します。
《目次》
ハイボールは爽快感を楽しみむスタイルの飲みのもなので、炭酸が効いて、キリッと冷えて、ウイスキーの風味が引き立っている事が、その条件と言えます。
つまり、ハイボールグラスはこの条件を損ねないグラスを選べば良いわけです。
※ウイスキーの銘柄選びも重要かつ楽しみでもありますが、今回はハイボールグラスがテーマなので割愛します。
【1】グラスに氷をぎっしりと入れる。
大きめの氷を入れてしっかり冷やすことで、爽快感が増しますし、見栄えもよくなります。
【2】マドラーでステア(かき混ぜる)してグラスを冷やす
いきなりウイスキーを入れず、まずは氷だけの状態でくるくるとかき混ぜます。
冷たさを、グラスを持つ指先に感じたらOKです。
【3】溶けた水を捨て、氷を追加する
ステアすることで溶けた水を捨て、隙間が生まれるようなら氷を追加します。
【4】ウイスキーを適量、注ぐ
美味しいハーボールの黄金比率はウイスキー1に対して炭酸水4と言われています。家飲みだと適当に作ってしまいがちですが、ここはひと手間、ワンショット(30ml)を計量して注ぎます。
計量には定量ポーラーやワンショットディスペンサーもありますが、メジャーカップ(ジガーカップ)が気分も上がっておすすめです。
【5】再びステアしウィスキーを冷やす
ここでいきなり炭酸水を入れないことがポイント。ウイスキーをしっかり冷やすことで炭酸が抜けにくくなります。
【6】炭酸水を注ぐ
直接氷に当たらないように、グラスの縁に沿うようにゆっくりと注ぎます。
氷に当てて炭酸水を注ぐと、炭酸が抜けてしまいますので注意しましょう。
【7】ごく軽くステアする
炭酸を入れることでほぼ混ざっていますので、マドラーを底に沈めて静かに掬い上げるイメージです。
ちょっとしたひと手間で、家飲みハイボールが格段に美味しくなるので、ぜひお試しあれ。
ようやく本題に入ります。美味しいハイボールを飲むには雰囲気も大事。
グラスを変えるだけで、家飲みがグッと楽しくなりますよ。
【形状】
ジョッキタイプ・・・居酒屋っぽい雰囲気でごくごく飲みたい人向けではありますが、美味しいハイボールの条件を考えると、あまりオススメできません。
タンブラータイプ・・・種類が豊富なタンブラーの中では、ゾンビグラスと呼ばれる縦長の口が狭いグラスが、炭酸が抜けにくくオススメです。
【容量】
個人差はありますが、氷が溶け切る前に飲み切れる量の400ml前後のものがオススメです。
【素材】
素材は好みの分かれるところですので、用途などに応じて使い分けるのもありです。
ステンレス・・・ 真空断熱構造のものは保冷力が高く、飲み頃の温度を長く維持できるのがメリット。逆に構造上どうしても飲み口が厚くなってしまうのがデメリット。
シングル構造のものは、ガラスに比べると熱伝導率が高いので、口にしたときのひんやり感が楽しめます。
銅・・・銅製のタンブラーの特徴はなんと言っても熱伝導率の高さ。
冷たさがダイレクトに伝わるので、暑い時期、よりひんやり感を楽しめます。
その分、表面に結露ができやすいのがデメリット?
ガラス・・・視覚的にも楽しめるのがガラスのメリット。グラスの中のハイボールと氷を愛でながら、まさに五感を使って味わうことができます。
【まとめ】
ハイボールに適したグラスは、炭酸が抜けにくい縦長で口が狭い360ml前後の容量でより飲み口が薄いもの。