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輪島塗り職人の道具

1日100を超える、輪島塗りの下地作業。

長い歴史の中で、手仕事を支える道具として改良を重ねられたヘラ。

このヘラを料理用に応用したのが、万能料理ベラです。

料理用に角を丸くしました。

天然木×天然漆

万能料理ベラは、能登産の天然ヒバの木を＜ゆっくりと＞乾かし⽔分含有量が極端に少なくしたものを木地を使っています。

そのため、完成した製品は後に、歪みや変形が起きません。

ヒバの⽊は柔らかくたわむので、料理ベラとして、⾮常に使い易いものとなっております。

また、抗菌性と⾹りにリラックス効果があるのも特徴です。

万能料理ベラは、20年育てた漆の木から200グラムしか採取できない、天然漆を使っています。

⾃然界唯⼀の塗料で、時間が経つごとに硬化し、強くなっていきます。

漆塗りを行うことで、木内部への水分や油分の侵入を防ぐことができ、耐久、耐水、断熱、防腐性が非常に高くなります。

また、天然漆塗りは触り心地も滑らかで、漆の温かく吸い付くような肌触りが特徴です。

拭漆（ふきうるし）

塗って拭く、を繰り返すことで、木目が透けたり美しい艶が出る技法。

生漆（きうるし）を塗って、布で拭いて、乾かすという作業をすることで、木の内部まで漆が染み込むので、丈夫になり、水や油分を弾きます。

職人の手作り

ゆっくりと乾かしたヒバの⽊を輪島塗の⽊地職⼈が⼀つ⼀つ⼿作業で削り出し、その上に何度も漆を塗って、磨きを繰り返し、仕上げていきます。

「ゆっくり時間をかけて良いものを作る」輪島塗職人が大事にしていることです。

傷をつけない

ヒバの木は柔らかくよくしなるので、金属製のキッチンツールとは違い、お鍋やフライパンを傷つけにくく、ホーロー製のお鍋やふっ素加工のフライパンも長く愛用できます。

利用シーン