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【発売前レポート】スモーク&ロースター

スモーク&ロースター

スモーク&ロースターとは

現在、発売準備中のスモーク&ロースターとは、3種の燻製(冷燻・温燻・熱燻)とロースト(蒸し焼き・炙り焼き)が出来る調理器具です。

アウトドア用の燻製器は多数ラインナップされていますが、多くは簡易的なもので燻製器内部の温度が上がりやすく、すぐに熱燻状態になってしまうのが不満点でした。

もっとも、これは使い方の問題なのかも知れませんが、もっとかんたんに使えて本格的な燻製づくりが楽しめる燻製器が欲しい!

そんな想いから企画がスタートしました。

自家製ベーコンやスモークサーモンを肴に酒を飲む!

大人の男のロマンを追求した商品がスモーク&ロースターなのです!笑

 

<機能紹介>

冷燻(レイクン)

温燻(オンクン)

熱燻(ネックン)

ロースト(炙り焼き)

 

<進捗レポート>

2023年2月17日

2023年3月9日

2023年3月20日

2023年3月22日

2023年3月24日

2023年3月27日

2023年4月12日

2023年5月12日

2023年7月23日

 

◉冷燻(レイクン)

冷燻は素材に熱を伝えず煙だけを1〜2時間程度あてる方法です。

従って庫内の温度は15〜30℃に保つ必要があります。

燻煙の温度を低温に保つために冬場の作業が適しています。

またスモーカーのサイズや構造にも工夫が必要なので、アウトドア用の簡易的なスモーカーでは作るのが難しい方法になります。

冷燻で作れる代表的な燻製はスモークサーモンや生ハムなどです。

キャンプで手軽に作れるスモークチーズも、本来は冷燻で燻したいところです。

 

◉温燻(オンクン)

 30〜80度の煙でタンパク質を凝固させながら燻す方法。

ちょうど雑菌が繁殖しやすい危険温度帯に当たるので燻煙時間に注意が必要ですが、真夏以外は作れる上、ハムやソーセージ全般、魚介類など作れる燻製も豊富。最もポピュラーで挑戦しやすい燻製法です。

 

◉熱燻(ネックン)

80〜140℃の高温の煙を、ごく短時間かけて仕上げる方法。

熱と煙が同時に加わるので、燻し焼きに近く、燻製の風味を素材に加えるイメージです。

代表的な燻製はスペアリブ、ラムチョップなど。

キャンプ場などで簡易的なスモーカーを使った場合、実はほぼ熱燻になっていると感じていますw

 

◉ロースト(炙り焼き)

食材に直接焼かず、じっくり炙り焼きにすることで、水分が失われずふっくらジューシーに焼き上がります。

本商品スモーク&ロースターの最も特徴的な機能で、熱対流がしっかり起こる構造のためスモークのみならずローストまでこなせる製品になっています。

ローストビーフ、ローストチキン、チャーシューなどキャンプで盛り上がる塊肉の調理や、本体内部に石を敷き詰めじっくり焼き上げる本格 石焼き芋まで、さまざまな調理が可能です。

 

◉進捗レポート

2023年2月17日

ローストのテスト

ロースター

ここ暫く天気が悪すぎて、テストしたかった冷燻ができそうにないので、ローストからテストしました。

作ったのはチャーシュー(煮豚ではなく焼き豚の方です)。

醤油ベースの調味液に漬け込み冷蔵庫で1時間、その後スモーク&ロースターで吊し焼き。

豚肉の塊をタコ糸で縛り、吊るして1時間かけてじっくり焼く。

この工程が期待感を高めてくれます。

出来栄えは・・最高!冷めても柔らかいチャーシューになりました。

 

2023年3月9日

冷燻のテスト

冷燻

日増しに暖かくなってきているので、もう最後の冷燻テストのチャンス。

スモークサーモンを作ってみました。

事前にサーモンをソミュール液に12時間漬け込み、冷蔵庫内での乾燥を1日行ってからようやく燻し作業。

2時間程度の燻煙時間で特に確認したかったのは温度!

ここ数日でかなり暖かくなり、条件的には不利だったのですが、なんとか30℃をキープしてくれました。

個人的にはこの冷燻ができることがキモだと考えていたので大満足。

 

スモークウッドが少し残っていたので、そのままプロセスチーズを乗せて、スモークチーズも作ってみました。

 

2023年3月20日

温燻のテスト

ベーコン

先日の冷燻のテストがうまく行ったので、温燻の温度調整はそれほど問題ないだろうと思ったのですが、冷燻よりはるかに時間をかけてベーコンを作りました。

(これはテストなのか単にベーコンを作りたかっただけなの、かわかりませんか・・)

全工程10日、ソミュール液にラガヴーリン16年(スコッチ)を贅沢に投入!

ソミュール液

塩抜き後、塩味を確認するため、端を少しだけ切って焼いて食べて見ましたが、すでに美味い!

勝ち確の状態で燻しましたw

仕上がりはもちろん最高!

性能的に自信を持って販売できると確信しました。

  

2023年3月22日

石焼き芋テスト

焼き芋

スモーク&ロースターに石を敷き詰める石の検討から始めました。

厳密には遠赤外線効果の違いがあるらしいのですが、特段これがベストと言う石はないようで、プロの焼き芋屋さんも使うことがある「天然黒玉石」をホームセンターで購入しテストしました。

後日わかったことですが「黒玉石」は熱により割れることもあるらしく、実際調理中何度か石が爆ぜました。

密閉されている点、繰り返し使っているうちに割れることはなくなって行くとのことなので問題はなさそうなのですが、別の石の方が良いかも知れません。

プロが使っているのは見た目の良さもあるようです。

 

さて、石を敷き詰めてあとは加熱して行くだけ。

じっくり2時間程度かけて作った結果、とんでもなく美味い石焼き芋に仕上がりました。

ダッチオーブン+石に比べ庫内が広いためよりじっくり焼くことが可能です。

 

2023年3月24日

熱源について

※画像はAmazonより引用

 

ここまで、ロースト、冷燻、温燻をテストする中で熱源の検討もしてきました。

熱燻は条件的にはローストになるので熱源としては同じで大丈夫だと思います。

基本はカセットコンロ。

冷燻・温燻であれば問題はないのですが、ロースト(熱燻)は輻射熱でカセットコンロの安全装置が働いて途中で切れてしまいます。

逆に言えば安全装置が働くから安心して使える訳ですが・・

多少の手間はありますが、ガス缶を複数用意して交換しながらならが良さそうです。

炭火や焚き火は温度コントロールが難しいのでやはりNG。

電熱ヒーターもポタ電などの電源が確保できればアリだと思います。

 

現状ベストは、分離型のシングルバーナー。

テストで使ったのは市場で一番流通していそうなSOTOのST330

スモーク&ロースターを安定して乗せられ、石を入れ重くなっても五徳が安定していました。

CB缶なので冬場の低温下どこまで性能を発揮できるか気になるところですが、現時点ではベストだと判断しています。

 

2023年3月27日

本体に取り付ける銘板プレート発注しました。

曲げ加工したアルミプレートにエッヂング加工でロゴを入れ、本体にリベット留めする予定です。

なお、温度計については現在検討中ですが、精度はそれほど要求されないものなので、コスト削減の観点で温度計のみ中国製を採用する予定です。

本体に関しては燕三条で作ります。

 

2023年4月12日

 

新機能のアイデアを実現すべくDIYで試作してみました。

スモーカーの構造を利用した、窯焼き機能の検証です。

タンドール窯に見立ててナンを焼いてみましたが大成功!

後日、タンドリーチキンもテストして報告いたします。

ナンの焼き上がりを見ると、ピザも焼けそうですので、ピザ焼きパーツも試作してみようと思います。

 

2023年5月12日

タンドール窯の試作、第一弾が到着しました。

実は、前回のDIY試作からタンドール窯を作って頂ける、窯元を探していました。

特殊なものの製作なので、なかなか見つからなかったのですが、三河焼で有名な高浜市の製陶所さんが、この企画を面白がって下さり、製造を快諾してくださり、そのサンプルが仕上がってきたと言うところです。

機械による成形が難しく、またまた職人さんの完全手作りです!

近日、テストレポートをアップしますので、お楽しみに。

 

2023年7月23日

久々の更新となってしまいました。

タンドール窯の細かい仕様を決めるのにかなりの時間を要してしまいました・・

最新のサンプルは入荷していますので、こちらのテストレポートは後日アップします。

本日は丸鶏でローストチキンを作ったのでレポートさせていただきます。

どのくらいのサイズまでが調理できるか試したたっかので、テストでは中抜きで2kg超の大き目のサイズをチョイス。

スモーカーにセットすると、足が底面に着いてしまったので、足を持ち上げるようにタコ糸で吊るした状態にしました。

 

結果は最高の仕上がりでした。

スモーカー内部に吊るし、直接火や鉄板などに触れることなく、じんわり焼き上げますので、鶏の水分が保たれ、柔らかくとてもジューシーに仕上がります。

正直、ダッジオーブンで作るローストチキンよりもワンランク上です。

本格的な燻製が作りにくい夏場はロースターとして大活躍すること間違いなし!

 

ただ、鶏のサイズは2kgだと大きすぎるので、実際には1-1.5kgくらいが最適だと思います。

 

 

 

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1 件のコメント

  • 燕三条のモノづくりと聞いてはじっとしていられません。

    KOJI

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